ナポリならではの情緒あふれるスパッカナポリ。はためく洗濯物がなんだか落ち着く。つーか、あの上のヤツなんてどうやって干したのかな?
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こういう生活観あふれるところを歩くのが大好きだ。
しかしながら「時計ははずしていけ」って言われたからそうしたけども、時間わからねぇつーの!さらに道が細いし同じような風景だから、迷ったねぇ。

少し行くとお土産屋さんがたくさんあった。手作りの小さい人形が"ウリ"らしい。
ここでタクロンにお土産を買った。いいギターがあったら買ってきてと言われていたので・・・やっと見つけた。このへんでは小さい手作りのものが"ウリ"らしい。
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ぶら下がってるのはパスタ。あのデカイの欲しかったけど・・・とりあえず荷物になるので、月曜にまた来ると言ってその場を立ち去る。後日、ここで酒好きおさちにリキュールを買う。
それにしても、このへんじゃ店の人が親切だ、というか気さくだ。
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ボクがイタリアでいちばん行きたいと思ってた町、ナポリ。なぜだろう?こんなに惹かれるのは・・・。誰が言ったか知らないが「ナポリを見て死ね」が頭から離れない。
旅の最後にナポリに3泊の予定をたてた。お世話になった人、通い慣れた駅に別れを告げ、電車に乗り込む。f0034729_2545359.jpg 
オルテ駅でインターシティーに乗り換え、ナポリを目指した。車内はでっかいスーツケースを持つ人たちで混雑していて、座るとこなんてない。デッキに立ったまま約3時間の長旅だ。

こっからが本当の旅だ。現地スタッフもいない、頼る人もいない、自力で生きていかなければいけないのだ。
時期はちょうど復活祭。その影響で安いホテルはどこも満室で、やっと抑えてもらったのが駅前の四つ星ホテル☆☆☆☆ ただでさえ薄っぺらなふところが痛い。 

そんなこんなでナポリ着。
憧れのナポリ、第一印象は・・・「死ぬかも」

砂埃で汚れた空気、鼻をつくアンモニアの臭い、車の列は途切れることなく続き、その間を人が横断する。クラクションは一瞬たりとも鳴り止まない。そこらじゅうゴミと犬のフンとそれにむらがるハエだらけ。路上に店を出してる人はどこの国の人かしら?
駅を出てすぐに道路を渡ろうとしてたらバックしてきた車に軽く轢かれたんですけど・・・
危険だ危険だとは聞いていたが・・・この町で3日も生きていけるんだろうか?
そんな旅のはじまり
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                                     (ナポリ中央駅近郊)
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f0034729_24426100.jpgナポリの海にぽっかりと浮かぶ卵城。最近なにかと考えることが多くなった。この日はボクの誕生日、ひとり一日中ぼけぇ~っと海を眺めていたのを思い出す。白い岩がどこまでも続く美しいサンタルチアの海岸に腰を下ろし、ふだん青白いくて血色の悪い顔が真っ赤になるまで。たまに立ち上がるとビールを買ってきてまた座る。もちろん観光地価格だ。「殻を割って帰ってこい」というタクロンの言葉がチクチクと痛い。ボクの殻はかなり固いようだ。それでも最近は少しヒビくらいははいってきたか?f0034729_354595.jpg海を目の前に陽気に歌いだすナポリっ子。「子」と言ってみたものの、あきらかにおっさんだ。カメラを構えるとこっちを見てニヤッ、そしてウインク。もちろん酒も入っている。いや、常に酒は入っている。こんな生活が、性格がうらやましい。 
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f0034729_134378.jpgここはカステル・ガンドルフォという町。法王の避暑地として有名らしい。ここから見下ろすアルバーノ湖が美しい。そして美しい景色を見ながら食べるジェラートはおいしい。この旅でジェラートをいくつ食っただろう。2種類選んでその上に生クリームをアホほどのせてもらうのだ。甘~いの。苦労してたどり着いたんだからいいじゃん。だってローマから約1時間で来れるところを3時間以上かかったんだから。

バスに乗り込んで驚いたんだ。窓が汚すぎて外が見えない!もちろんアナウンスなんてない。手がかりは30分で着くってことだけだ。が、途中で渋滞に巻き込まれたためもはや30分もあてにならない。
そして気づいた・・・過ぎたな。
ここで降りたら危険だ、終点まで行こう。
いい年してバスにも乗れないよ。なんて無力なんだろう。こうなったら聞きまくろう。ちょっと田舎に行くとね、みんなすごく親切なんだよ。

 「カステル・ガンドルフォに行きたいんだけど・・」
 「途中で乗り換えないといけないんだ。あの運転手についていけばいい。切 符?そこのBARで買って来い。大丈夫、待ってるから」

この時点でもう出発時刻は過ぎている。さらに・・・バスに乗るときは、乗ってすぐに切符を機械に入れて時刻を刻印しなくてはいけないのだが、その機会が壊れていたらしくてうまくいかない。すると彼はドライバーを持ってきて、その機会を修理しだした。
オイオイ、時間だいぶ過ぎてるって!
そして結局直らなかったため、ボクの切符を手でビリッと破り「これでOK!」って。
もうなんでもありだ。

やっと出発したが、やはりアナウンスはない。
でも降りるとこを教えてくれるんだよね、運転手も周りの客も。
乗換えが必要だったら時刻表に書けよなって思うけど、こういうのを見知らぬ人たちがフォローしてくれるんだよね。f0034729_14273486.jpg時間はかかったけど、そんなこたぁどうでもよくなってしまう瞬間だね。でも帰りは電車にしよう。また変なとこ行って遭難したら大変だ。しかしこれも時間通りには来ねぇな。あっ、やっと来たぜぇ~!乗るぜぇ~!
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さてさて、もう旅も中盤。ぽかぽか陽気の日曜日。以前の日記に書いたが、東京で「北イタリアの家庭料理」の店の看板に興奮したことを思い出す。その約1年後・・・姉さん、ボクはイタリアのど真ん中で家庭料理を食っています。毎日コンビニ弁当の生活は終わったんです。つーかコンビニがないんです。イタリアでは日曜日はほとんどの人が休み。店も休み。電車も気まぐれ(これはいつもだ)。昼にマンマが作ってくれる料理がみんなの自慢。レストランよりマンマの味だ。家族みんなで食べる。日曜日の昼に家族そろって食事・・・いつ以来だろう?あたたかい家庭で食べる飾らないふつうの食事、この旅で一番おいしかったよ。でもあきらかにボクの皿が大盛りなんだよね。だ~か~ら~、「多い」って言ってんのに「もっと太れ」だって。おいおいおい、ぼかぁ君らの倍くらい食ってるんだぞ。f0034729_227291.jpg飯食った後に近くを散歩。辺りは緑がいっぱい、Tシャツも緑。時間がゆ~っくり流れてる。都会の雑踏から逃れ人間味のあるふつうの生活がしたくて、それをなぜかイタリアの田舎に求めたわたくし。まさにこれだよ。 しかしだ、しかしだよ、こんな時にも事件だよ。開けてびっくり冷蔵庫!先ほど申し上げたとおり、日曜日は店が休み、コンビニなんてない。食い物がない!唯一あるのはもらったばかりのリンゴ一個。力石かよッ!生まれて初めて食べた青森県産じゃないリンゴ。たぶん最初で最後だろう。f0034729_248343.jpg
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f0034729_2582268.jpg電車が来ねぇな...。3月も終わろうかという月曜日、なぜか電車が来ない。もう1時間位ぼぉ~としている。なんて国だ!
ついでに愚痴っておこう。イタリアの電車はよく遅れる。乗ろうと思ってた電車が急になくなったりする。また、2番線に来るはずの電車が3番線に変更になったりする。初めはアナウンスが聞き取れなかったので、それで何度か違う方向へ行ったもんだ。が、これはアナウンスを聞けるようにばなんでもないことだ。

いちばんの問題はね、次の停車駅がどこかを言わないことだよ。バスもそうだ。自分で駅の看板を見つけて降りるしかない。でも、初めての町じゃ目的地に着いたかどうかわからない。そこまで何ヶ所の停留所があるかわかれば、例えば「3つ目で降りよう」とか数えてれば大丈夫なのだが、そういう情報が全くないのだ。
夜になると外が暗いから窓には自分の顔しかうつってなくて、駅の看板が見えない。慣れてないと大変だよ。

それに比べ日本の電車はすばらしいね。
「次は○○です。地下鉄をご利用の方はお乗り換えです」とか
「安全確認のため停車中です」とかね、いちいち説明してくれるでしょ。
さらには「電車込み合いまして申し訳ありません」なんて、自分のせいじゃないのに謝っちゃうからね。

で、なんだっけ?あぁそうそう、実はその日からサマータイムだったんですよ。
3月の最終日曜から10月の最終土曜までサマータイムらしい。だから今日からサマータイムですって時計を1時間進めるんだって....言えよ!

まっ、なんか言ってたのは聞いたんだ。実は前日に 「時計を回せ」 みたいなことを言われたんだわ。でも時計を回せって・・・何を言ってるんだこの人は?と思いながら「わかった、わかった」なんてテキトーに流すからこんなことになったんですね。帰ってガイドブックを見たらバッチリ書いてあった。

つーか時差ボケだよ。だって昨日まで6時に起きてた人は今日から5時に起きなきゃいけないんですぜ。昼飯の時間になってもまだ腹減ってないんですぜ。8時なのに明るいんだぜ。そんなこたぁ誰も気にしないんでしょうね。その大きな心が欲しいです。
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f0034729_2341874.jpgふたたびローマ。今日は歩く。とにかく歩く。ここはアッピア旧街道。紀元前312年に開通し、その重要性から「女王の道」と呼ばれたらしい。すべての道はローマに通ずだ。今は車がビュンビュン走っているが、昔の人はこの石畳を歩いてローマに来て、そしてローマから旅立っていったのだろう。そんなことを思いながら、今日はひたすら歩く。決してバスの乗り方を知らないわけではないのだ。
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f0034729_1473510.jpgここはシエナ。ここも絶対に訪れたいと思っていた町のひとつだ。TVで見たときに、この町の色に驚いた。町全体が茶色なんだよ。実際に古いたたずまいを残す町は美しく、中世に迷い込んだようだ。1枚目の写真で、左側に写真に入りきれていない塔(全部写す気がねぇような撮り方だが)があるでしょ?それがマンジャの塔。これに登ってだ、トスカーナの風景と美しい町並み、さらに世界一美しい広場と言われてるカンポ広場(2枚目の写真)を眺めようと思ってね、遠路はるばる来たわけですよ。f0034729_233952.jpgそして切符売り場で前から3番目に並ぶ。こりゃすぐ入れそうだと思ったのだが、切符売る人が来ないんだ。自販機はエラーになっている。30分以上待ってようやく人が来た。ソイツが言うには、団体の予約が入ってるからボクたちはその後だそうだ。しかし時間になっても団体が来ない。いつになったらはいれるんだ!長い行列が騒ぎだした。係の人はそれでも団体が先だと、あげくのはてには君たちは何時になるかわからないときやがった。あきらめて美術館なるものに入ってみる。ガイドブックを見る限り、ガクブチに入った絵がちょこちょこあるんだろうと予想していた。が、見てびっくりだ!壁じゃん!こんなデカイものだったんだ!その面積たるや、ポーンと倒して床に敷いたら忘年会できるくらいだ。 そんなこんなで帰り道、また事件勃発!ストライキだ!乗り換えのために降りたちっちぇ~駅で動けなくなった。次の電車は3時間後らしい。つってもどうせ遅れるんだから4時間は覚悟せにぁ。駅員になんとか帰る方法はないかと尋ねると、「ビッグプロブレ~ム!はははー!」って。おい、おっさん!はははーじゃねぇよ! 結局帰ったのは日付が変わるちょっと前でした。今日も散々だ。
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これはボクがイタリアに着いてから一週間くらい経った日のお話。ボクが滞在していたのはNERA MONTOROというところ。出かけるときはこの駅から電車に乗って、たいてい隣のORTEで乗り換えるのだ。この日の帰りもいつものようにORTEでから電車に乗り、1駅行って降りたんだ。しかし、暗くてわからないが様子がおかしい。実は1駅だと思ってたら、ORTE→LIBERATO→NERA MONTOROと、間にもうひとつ駅があったらしい。f0034729_055036.jpg真っ暗になったこの駅を想像してください。次の電車は2時間後、しかも雨。で、でそうだ。ここに2時間もいたら帰るころには白髪のおじいちゃんになってしまう。電車で3分ということは....歩いて帰れるんじゃねぇか?これが甘かったんだよ。山手線の1駅じゃねぇんだから。近くにデカイ道路はあるんだけど、その道路に出るための道がない。けっこう歩いた結果つぶやいた言葉「・・・こりゃ、死ぬな。」  さっきの店に助けを求めに行こう。それでダメならお化け屋敷に戻って電車を待つしかないな。お店にはおばさんが...みのもんた氏が言うところの「お嬢さん」がふたり。ボクはカタコトにも満たないイタリア語で奮闘。とりあえず歩いて帰るのは無理らしい。じゃタクシーを呼んでくれと言ったところ、住所はわかるのかと返ってきた。いや、住所はわからないが駅まで行ければ、そこから歩いて帰れる。それを聞いてお嬢さんたちは会議を始めた。そしてなぜか電気を消しだしたぞ。そして「送ってってやるよ。乗れ」だって。な、な、なんていい人たちなんだ(;_;)一方ボクはたかが2時間待つのが嫌なばっかりにこのお店を閉店させてしまった。ひでぇ。・・・「グラツィエ」この旅でいちばん多く言った言葉だ。そう、思えばグラツィエばっかりだった。グラツィエばっかり・・・グラツィエばっかし・・・グラツィエばし・・・
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                                 グラツィエ橋(フィレンツェ)
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f0034729_1252152.jpgフィレンツェだ。さすが花の都だ、美しい。またこの日の空の青さがイイでしょ、奥さん!建物が若干傾いて見えるのは、たぶんカメラを持っている人の性格のせいだろう。フィレンツェはなぜか昔から
 f0034729_1502470.jpg訪れたいと思ってたんだ。「フィレンツェ」の「ツェ」の部分の響きがたまらく好きでして...。だって「ツェ」だよ!わからないかなぁ?じゃあ例えばだ、例えばしりとりをやっていて前の人が「フィレンツェ」って言ったら次になんて 
f0034729_1543354.jpg言う?「ツェ」から始まる単語って....ほらね。
3枚目は道に迷ってたら偶然発見したラーメン屋さん。ラーメン7ユーロってのが新鮮だ。この日は本場の「ビステッカ アッラ フィオレンティーナ」を食らう。塩、こしょうをまぶしただけのシンプルな炭火焼Tボーンステーキだ。デカイ!そしてうまい!
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